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2010年05月31日
パキスタンの洗礼
長かったデリーを離れてアムリトサルを越え、パキスタン到着。
インド側のイミグレーションも驚くほどあっさり通過し、ついに入国。
ただイミグレーションには僕たち以外誰もおらず、門兵のおっちゃんたちも
のんきにアイスを食べて木陰に寝転がっている。
そこで僕たちは前代未聞!?アイスを食べながらの国境越えに挑戦。
パキスタン側のイミグレーション。もちろんこちらも誰もいない。
アイスを食べながらの入国確認。係員のおっちゃんたちも暇なのか、顔認識カメラで遊んでくれた。
アムリトサルでたまたま一緒になったベルギー人は女優だったらしい。
道理で美人なはずだ。
誰もいないイミグレを探索。こんなに自由に動き回れたイミグレーションも今までないだろう。
おっちゃんたちもやたらフレンドリーだし。
今は国境間が危険だからこんなに人がいないのかと尋ねるとそうではないと言う。
ならばなぜ??
おっちゃん曰く、「今日が日曜日だからさ~。」
何処までホントか分からないw
そんなこんなで緊張感の無い入国審査終了。
リクシャーとバスを乗り継ぎ、ホテルへ到着。
パキスタン最初の町、ラホール。国境近くのせいか、結構栄えている。
びっくりしたのが、KFC(ケンタッキーフライドチキン)やSUBWAYまである。
SUBWAYなんて沖縄にも無いのに。。
その意外な発展ぶりにびっくりしながら町を散策。
見られる、見られる。
話しかけられる、話しかけられる。
どれだけ、観光客が珍しいのか、
「アサラマレコーン。」(パキスタンの挨拶)
「こっちにきて茶ーでも飲んで行かんね。」
一人のおっちゃんにジュースをおごってもらい、
その次のおっちゃんはジュースをおごってくれた上に市内観光まで。
騙し上等のデリーで若干人間不信になっていた僕は少し警戒心を持ったまま歩くが、
そんなことはかけらもなく、辺りを軽く案内してくれたおっちゃんは軽快に去っていくし、
話しかけてきた若者は一通り話すと、ありがとう、パキスタン楽しんでねと言って去っていく。
極めつけは、人を目的地に運ぶことでお金を得るはずのリクシャーの兄ちゃんが、
「乗って行きなよ。どうせ帰り道だし。」と言いながら、気が付くと市内観光をしてくれた上に、
最後は結局ホテルまで送ってくれた。
兄ちゃんに「なんでこんなに優しくしてくれるの?」と聞くと、
「俺はこの町で生まれ育ち、この町が好きだから。」
「君たちはこの町に来てくれたゲストだろう?」
「だからこの町のことを知って、この町のことを好きになってもらえたら、そんなに嬉しい事はないんだ。」と。
なんていい町なんだ。ここは。
インドでの心のささくれが洗い流される。
こんなにも素敵な市民がいて、こんなにも愛されていて。
今まで感じたことのないくらい、町と人の繋がりを感じた気がする。
観光中のジュース代さえ出さしてくれなかった兄ちゃんは最後の最後まで、お金を受け取ってくれようとはしなかった。
宿に戻り、シャワーを浴び、夜食を食べに外へ。20Rs(約20円)でパンと牛刺しを食べ、おやすみなさい。
村の人々
木の天然歯ブラシ
村のおしゃれなおじさんたち
アシュマルご夫婦
インド側のイミグレーションも驚くほどあっさり通過し、ついに入国。
ただイミグレーションには僕たち以外誰もおらず、門兵のおっちゃんたちも
のんきにアイスを食べて木陰に寝転がっている。
そこで僕たちは前代未聞!?アイスを食べながらの国境越えに挑戦。
パキスタン側のイミグレーション。もちろんこちらも誰もいない。
アイスを食べながらの入国確認。係員のおっちゃんたちも暇なのか、顔認識カメラで遊んでくれた。
アムリトサルでたまたま一緒になったベルギー人は女優だったらしい。
道理で美人なはずだ。
誰もいないイミグレを探索。こんなに自由に動き回れたイミグレーションも今までないだろう。
おっちゃんたちもやたらフレンドリーだし。
今は国境間が危険だからこんなに人がいないのかと尋ねるとそうではないと言う。
ならばなぜ??
おっちゃん曰く、「今日が日曜日だからさ~。」
何処までホントか分からないw
そんなこんなで緊張感の無い入国審査終了。
リクシャーとバスを乗り継ぎ、ホテルへ到着。
パキスタン最初の町、ラホール。国境近くのせいか、結構栄えている。
びっくりしたのが、KFC(ケンタッキーフライドチキン)やSUBWAYまである。
SUBWAYなんて沖縄にも無いのに。。
その意外な発展ぶりにびっくりしながら町を散策。
見られる、見られる。
話しかけられる、話しかけられる。
どれだけ、観光客が珍しいのか、
「アサラマレコーン。」(パキスタンの挨拶)
「こっちにきて茶ーでも飲んで行かんね。」
一人のおっちゃんにジュースをおごってもらい、
その次のおっちゃんはジュースをおごってくれた上に市内観光まで。
騙し上等のデリーで若干人間不信になっていた僕は少し警戒心を持ったまま歩くが、
そんなことはかけらもなく、辺りを軽く案内してくれたおっちゃんは軽快に去っていくし、
話しかけてきた若者は一通り話すと、ありがとう、パキスタン楽しんでねと言って去っていく。
極めつけは、人を目的地に運ぶことでお金を得るはずのリクシャーの兄ちゃんが、
「乗って行きなよ。どうせ帰り道だし。」と言いながら、気が付くと市内観光をしてくれた上に、
最後は結局ホテルまで送ってくれた。
兄ちゃんに「なんでこんなに優しくしてくれるの?」と聞くと、
「俺はこの町で生まれ育ち、この町が好きだから。」
「君たちはこの町に来てくれたゲストだろう?」
「だからこの町のことを知って、この町のことを好きになってもらえたら、そんなに嬉しい事はないんだ。」と。
なんていい町なんだ。ここは。
インドでの心のささくれが洗い流される。
こんなにも素敵な市民がいて、こんなにも愛されていて。
今まで感じたことのないくらい、町と人の繋がりを感じた気がする。
観光中のジュース代さえ出さしてくれなかった兄ちゃんは最後の最後まで、お金を受け取ってくれようとはしなかった。
宿に戻り、シャワーを浴び、夜食を食べに外へ。20Rs(約20円)でパンと牛刺しを食べ、おやすみなさい。
村の人々
木の天然歯ブラシ
村のおしゃれなおじさんたち
アシュマルご夫婦