てぃーだブログ › 濱砂裕治★世界一周の「出会い」★World desires journey

Posted by TI-DA
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2010年07月12日

Posted by hummer
at 15:34
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モヤレ最高の笑顔

7月8日付け

@ヤベローモヤレ 朝6:00起床、移動50B


いよいよ今日は国境の町モヤレへ。

年中健康優良児の僕にはまったく関係ないが、
エチオピアの風邪薬は敢えて発熱させて治す薬らしい。

朝9時半のバスを捕まえ、ヤベロからモヤレに出発。

14:30ほどに難なくモヤレに到着。




バスの休憩所で出会った物乞いしてきたおばちゃん

彼女とは20分くらい一緒にサンポしながら世間話をしていた。

共通言語は一切無し。

お互い一言も言葉は分からないのに20分間一緒に歩き回って、

最後にはこんな笑顔も見せてくれた。



町の水汲み場

水道の無い家多いそうです。


村のお洒落さん
顔は駄目だと言われたので服だけ。
かっこいいおじいちゃんでした。



手前側がケニヤ、奥がエチオピア
ここモヤレは不思議な町で二つの国にまたがる国です。



ラクダオンザトラック
奇妙極まりなかった。



村人のセンスを感じる一瞬

遊び心満載です。


お坊さん時のオレンジのニット帽と民族衣装を交換
今夜、お世話になる家の高校生、イドゥリスと交換。
お互いとても気に入っています☆



去る国、移動する国、留まるか、通り過ぎるか。

村とアディスアベバの人々は全然違う気がする。

ガルガロはわざわざ電話で覚えたての日本語を言ってくれた。

「いい旅してる?」

最初は「eat able she tell.」とか聞こえてなんのこっちゃと思った。

ガルガロがわざわざ電話までして伝えてくれた大事な言葉。


「いい旅してる?」




今夜はこんな感じでおやすみなさい。






2010年07月12日

Posted by hummer
at 09:49
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12時間緑漬け

7月3日付け

@アディスアベバ・タイトゥホテル 3時半起床

眠い。。。
なんでこんな早くにバスが出るんだ。。。

と思いながらバスステーションへと向かう。
が、バスステーション閉まっとるがな。。
周辺にはバスに乗りたい人々がわさわさしている。
予想以上に人が多い。

5時?開門。なんとかチケットを購入し、
なんとかバスを見つけ出し、着席。
しかし、乗るまでの道中、
余りのディーゼル排気ガスに喉がやられそうになる。
きっとエチオピアの公害はここから始まると思った。

開門の様子


もやではなく排気ガス



安心し、外で揚げパンと水を購入し、チャイを飲んで、バスに戻る。
スタッフにチケットを見せるとこのバスではないと言う。

なんでよ?さっきこのバスって言ったさ。
3人して慌ててバスを移動。
なんとか乗ることができたが、今度はなかなか出発しない。
ようやくエンジンをかけたかと思いきや、そこから30分。
もうもうと煙を撒き散らす。
出発したのは朝7時。

余りに朝が早かったため、3人ともバスで爆睡。
僅か幅40cmのシートに身を丸くする。

30分ほど寝て、景色を眺める。
緑、みどり、ミドリ。
もちろんたまに村こそあれ、その緑の多さに圧倒される。
農業が熱いと聞いたエチオピア。
これだけ自由な台地が広がれば、確かに農業やりたい放題だ。
雄大なナイル川の流れと肥沃そうな赤土。
バナナやトウモロコシの農園が目に入る。
舗装のない道をただただ走る。






長旅をしていると感じるのが植生の違い。
別に植物に詳しいわけでもなんでもないが、
どこの国の森林も一つとして同じではないと思う。
どこの国にも自然はあるが、一つとして同じではないのだ。
もし、自分が植物に詳しかったらもっと旅が楽しかっただろうと思う。
勉強してみようかな、植物。

エチオピア時間の存在
エチオピアには他の国にはないエチオピア時間というものが存在する。
日の出を基にしており、朝の6:00を一日始まりとし、7:00を1:00、
昼の12:00が6:00で、夕の 18:00が12:00である。
だから、バスの時刻や待ち合わせ時刻などエチオピア人と
時間の話をするときには必ずこのことに注意しなくてはならない。
世界で使われている時間をヨーロピアンタイムと言い、
彼らが使っている時間をエチオピアンタイムと言い、
どちらか確認する必要がある。
ローカルな食堂に行くとエチオピアンタイムの時計がかけてあり、
ちょっとしたホテルになるとヨーロピアンタイムの時計がかけてあったりする。

これから行くナイロビは治安がすこぶる悪いらしい。。
2007年末にはちょっとした暴動もあったとか。
なによりひったくりや強盗などに遭う旅行者が後を絶たないんだとか。
命を落とすこともままあるらしいから十分注意のこと、とよく耳にする。
気をつけよう。

車内。頭に羽をつけた人と遭遇。
彼はハマル族の人らしい。


途中、いくつもの村を越え、ただただ走る。
そんな道の途中にも稀にトラックが停まっている。
その傍らで裸足の子供達が不思議そうな目でトラックを見上げている。
彼らの目にこのトラックはどう映っているのだろう?
何を思い、いや、むしろ何だと思っているのだろう?
この物体が何だと教えられ、自分達の生活と
どう関係があるものだと教えられているのだろう。

川で洗濯し、ふざけあっているのを見ると、
彼らの方が幸せそうに見えてならない。

じゃあ、排気ガスを撒き散らせてまで、
こんなにも雄大な自然を掻き分けてまで、
入ってくるトラックはいったい何を創ろうとしているのだろう。
誰が望んで?誰のために?



このバスは定速を保てない。
理由は道の行く手を邪魔する奴らがいるから。
それは大群の牛である。
もちろん、野生の牛ではないが、
道いっぱいに広がって歩いている牛達は、
バスがクラクションを鳴らし、牛飼いが追いやって初めて道を譲る。
バスは常に牛をよけながら走らなければならない。
ここには牛専用道路が必要だ。



この区間には夜行バスというのがない。
きっと誰もこの悪路を夜中に運転したいとは思わないからだろう。

それにしても、良起。。
ずっと寝ている。バスに乗っている時間の9割は寝ている。。


6時アルバミンチ着。
ミニバスに乗り換えコンソ村に出発。
2時間強?さらに狭い車内に揺られ、
着いたときには辺りは真っ暗。
街灯も無い為、懐中電灯無しには、
1m先もよく見えない。
自称ガイドの男についていき、なんとか宿に到着。

星がすごくキレイ。
真上だけでなく、ドーム型に星達が広がる。
良起が一言、異性と来たかったなぁ〜。一同頷く。

ロッジはエコロッジらしく、
電気も無ければ水道も無い。

雰囲気はとてもよく、
ご飯はとてもおいしかった。

部屋に電気も無いので、すぐにおやすみなさい。


貧困とは生まれるものではなく、差である。
村の人たちはお金などほとんど持っていないが
いつも楽しそうに笑っていて、食べるものにもそれほど困っていない。
しかし、アディスの街には今日の飯も食えないと言って、
物乞いをしている人たちが山ほどいる。


良起から学んだバランス感覚。
良起はバランス感覚がいいと思う。
運動能力としてのそれではなく、生き方としてのだ。
僕はむしろそれがとても下手だからすごく勉強になる。


ミニバス一人1B  水9B チャイ・揚げパン10B
アディスーアルバミンチ91B アルバミンチーコンソ50B
宿132B/3人(タイトゥ)【1B=7円】






2010年07月12日

Posted by hummer
at 08:23
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エチオピアのジャンク族

7月2日付け

@アディスアベバ・タイトゥホテル8時起床

朝から洗濯・入浴・歯磨き
一気に全部やるとめちゃくちゃ気持ちいい☆

本当なら今日の朝長居したアディスアベバを離れ、
南部の町、コンソに旅立つ予定で朝3時半に起きたのだが、
一緒に旅をしている良起の体調が悪いようで、一日延期することに。


さて今日は何をしよう。。。

コーヒーの三大産地の一つエチオピア。
コーヒーはうまいが、僕には少し濃ゆ過ぎる。
それよりも飲みやすいのが、マキアート。
これがめちゃめちゃ美味い。
今朝はマキアートとパンとバナナで朝食終了。





エチオピア南部にジンカという村があり、
そこにはムルシ族という口の中に皿を入れている
不思議な民族がいる。
行こうかどうか迷ったが、結局行かないことにした。



そこの村に行って彼女らの写真を撮ろうとすると、
5Bよこせと言ってくる。腹が立つという旅人もいるが、
これは僕達外から来る人間のせいかも知れないとも思う。
ほとんどの観光客はバスやジープでワッと来て、
写真をパシャパシャ撮って帰るワケだ。
もちろん回数が多ければ仕事にもならないし、
私生活さえ脅かされる。
まして何より、そんな物珍しさだけで来られて、
嫌な気がしないわけない。

そこで、僕らは考えた。
一人の旅人が言ったのは、
行ってすぐ、カメラを出したりせずに、
「日本の歌を歌いま〜す」とか言って、歌い出せばいいんじゃないだろうか。

なるほど。

他には、
むしろ、向こうに自分達の写真を撮ってもらう。
こっちも和服にちょんまげで行く。
ムルシ族の人と同じ格好をしていく。
じゃんけんを教えて仲良くなる。
など。


バカなことを書きましたが、
要はもっと心と心で触れ合えるよう、
気をつけようってこと。
次から次へと移動していくような旅人にとって、
出会いから別れまでのスパンが短い。
だからこそ、短い中にいかに心を込められるかという事が
大切になってくる。

またツーリストがその国の文化や生活などを壊していく事がある。
それを気をつけたい。
ツーリストの多い観光地ほど、人を騙すような人が増え、
楽してお金をもうけようとしたり、生活がツーリスト中心になっていたりする。
旅人としての作法みたいなものがあるんじゃないかと僕は思う。


今夜の夕食。
昨日、あんなに盛大にお別れをしたゲタチューの店に
行くのも少しはばかられたので、今日は簡単に。

フライドポテト
ゆでじゃが
サモサ(豆を入れた三角形の揚げ春巻き)
インスタントラーメン

・・・ジャンクです。。。

ラーメン、調子に乗って24個も買ってしまって。。

ラーメンパーティだとか言いながら、
結局みんな1個しか食わず、終了。。荷物になりました。。

ジャンクテーブル





ジャンクピープル




明日も朝3時半起きなので寝ます。

おやすみなさい。



写真;エチオピア初の女性DJと。
彼女はエチオピアでの女性の地位確立に奮闘中。